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Uniform Resource Name : ウィキペディア日本語版
Uniform Resource Name
Uniform Resource NameURN)は、''urn'' スキームを使った Uniform Resource Identifier (URI) であり、それによって識別されるリソースにアクセス可能かどうかは含意しない。URN(名前)とURL(ロケータ)はどちらもURIであり、あるURIは同時に名前でありロケータでもありうる。
URN の機能要求仕様は RFC 1737 で記述されている。URNは、URN、URC (Uniform Resource Characteristics)、URL から構成されるインターネット情報アーキテクチャの一部である。それぞれには、以下のような役割がある。
* URN は識別に使われる。
* URC はメタ情報を付与するためにある。
* URL はリソースの位置を示し、探すためにある。
RFC 2141 ("URN Syntax") によれば、
: Uniform Resource Names (URNs) は、永続的で位置に依存しないリソース識別子であり、URNと属性を共有する他の名前空間をURNの名前空間に簡単にマッピングできるよう設計されている。したがって、URNの文法は、既存のプロトコルで送信でき、多くのキーボードで入力できるといった形式で文字データをエンコードする手段を提供する。
RFC 3986 ("Uniform Resource Identifier Generic Syntax") には以下のように述べられている。
: "Uniform Resource Name" (URN) という用語はこれまで、"urn"スキームでのURI(RFC 2141)と名前の属性を持つ他の様々なURIも指してきた。前者は、リソースが存在しなくなったり、利用できなくなった時でもグローバルに一意で永続的に存在することを要求される。
== URNの文法 ==

RFC 2141 (1997年5月発行で、現在も「改善のための議論と示唆」が必要と分類されている)では、URNの文法をBNFで以下のように記述している。
: ::= "urn:" ":"
: ここで、 は「名前空間識別子 (Namespace Identifier)」、 は「名前空間固有文字列 (Namespace Specific String)」である。引用符で囲まれた節は必須である。先頭の "urn:" は小文字でなければならない。名前空間識別子によって、名前空間固有文字列の解釈の仕方が決定される。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「Uniform Resource Name」の詳細全文を読む




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